3/20 閉まるな

 カラオケから帰ってきて5時間くらい眠った。起きたら悪い酒を飲んで歌い狂ったんだなあと分かる体調の悪さだった。そのくせ今日は予定が昼も夜もその後もあり、もうダメだよ、と思いながら気合いで体を動かした。

 のに!学館が閉まっていたおかげで終わるはずだった仕事が終わらなかった。こんなことがあっていいのか!!!!!!!学館は閉まるな!

 

 限界の体を動かしたのに、そして動かすことができていたのに他の要因で上手くいかなかったことに大層落ち込んだ。本当にもうダメだになった。

 その気持ちは元々の予定に組み込まれていた歌集を出してる歌人さんとお話をし、今後どうやって短歌を続けるか相談したり考えたりしているうちに徐々に上向く。ほっとする。

 

 しばらくしてその人と別れる。そしたら今度は頭、右側頭部がギリギリと痛みだし、またああもうダメだ、となって体が今立てません、座らせろ、と喚くので京王線で目的地である渋谷(終点)まで行った後同じ電車の折り返し運転で明大前まで引き返し、そして乗り換えて渋谷に戻ってきた。多分ダメなこと。

 そんなことをしても当然ながら頭痛は治らなかったので、駅を出てすぐのところにあるサンドラッグに駆け込み頭痛薬といろはすを買う。頭痛薬といろはすだけ持ってレジに並ぶ人、みんな仲間、という気持ちになった。顔色にもよるけど、多分レジから見たら結構かわいそうだ。

 

 薬を飲んでしばらくしたら元気になってきて、無事京都から来た高校同期と夕食をとる。毎度店を選ぶのに悩むけれど、どこに行っても高校同期となら楽しいし、その高校同期には砂糖を与えておけばにこにこしている、ということが分かっているのでいざって時も安心。いざってなんだろうね。

 本当はまだ書きたいんだけど眠いので寝ます。明日からお出かけだ!楽しみだな。

 

3/19 ポムの樹、清龍、わっしょい、カラ館

 これが今日の全て。幼い頃に聞いた歌はいつまで経っても覚えている。それを歌うことができて嬉しかった。

 化粧を落とし、シャワーまで浴びれたので100点。

 

 いつも迷惑をかけている手前何も言うことができないことを承知の上で申しますが、卒業してからも遊びに来てください、本当に。

 お腹を壊したくなかったら清龍でがぶがぶ呑んではいけません、お腹が痛くなったら消化される前に戻しましょう、というのが今日の教訓。大好きな先輩方、どうかご自愛ください。

3/18 川/上拓朗、まつげパーマ

 少し前、QuizKnockという東大生をはじめとした(主に)男の人達で成り立っているグループが好きだった。彼らはYouTubeでも活動していたし、ウェブメディア記事を載せていたりした。主に私が追いかけていたのはYouTubeの方で、何だか賢い人たちが馬鹿なことや、馬鹿っぽいけど馬鹿じゃできないことをしてワイワイとはしゃいでいるのを見るのが一時期結構な楽しみだった。

 彼らはアイドルグループなんかじゃもちろんないのだけれど、集団で活動しているのを見ているとどうしても「ああ、このひとの間合いやセンスが好きだな」と思うことがあり、そのうちお気に入りのメンバー、所謂”推し”ができた。私が一番初めに"推す"ようになったのが、題名になっている川/上拓朗だった。

 彼はいつもどこかスカした表情をしていて、クイズに正解したあとも過度に知識をひけらかそうとしているようには見えず、あくまで番組の流れを整えるための解説だ、というような顔で詳しい様々なことを口にした。そのくせクイズに正解した瞬間や、早押しで押し負けた瞬間だけは激しい動きで喜びや悔しさを表す。そこが好きだった。

 彼はもうQuizKnockを辞めてしまい、ずっと動画には出ていない。だから、いまでもたまにQuizKnockの動画を見るけれど、彼の姿を最後に見たのはずっとずっと前のことだ。

 そんな彼が今日の夢に出てきた。なぜか幼児化していた。直前までラノベのことを考えていたからだろうか?高校の教室のすみで私は小さくなった彼と話した。小さいころの彼の姿なんて全く知らないのだから捏造中の捏造なのだけれど、小さい彼もたいそう賢く、話していて何だかわくわくした。

 

 夢に推しが出てきて嬉しかった、という話なのだけれど、なんだかキモくなってしまった。恥ずかしい。

 

 12時からまつげパーマの予約をしていた。そのために11時ごろ起きようと思っていたのだが目覚ましの音が鳴ってもめちゃくちゃ眠く、上で書いたような夢の余韻を引きずり、もう今日はあきらめてしまおうかと思った。思ったのだが、その瞬間もう一人の私が脳内で「お前はかわいくなりたい気持ちより二度寝したいという気持ちを優先させるのか?」と平坦な声で呟いたので、私は「かわいくなりたいです」とやっとのことで起きて家を出た。

 まつげは無事ばちばちに上がった。だから、これから一週間くらいのうちに私に会う人たちはみんな私のまつげを誉めてくれないとダメです。誉めてくれる人たち、ほんとうにLOVE。。。

3/17 夢見、古い友人

 今日はバイトだった。またしてもテレワーク。始業3時間前と1時間前と30分前と10分前とにそれぞれ時計を確認したのだが、余りにも眠くて息絶え絶えという感じで、結局3分前にベッドから這い出してきてやっとのことで勤怠を登録した。それから仕事を振られるまで15分ぐらいあったので座りながら眠っていた。眠すぎる。今日は少なくとも7時間くらい寝たはずなのに、なんだかおかしい。

 一本何とか仕上げたけど修正がたくさん入ってしゅんとしてしまった。集中できてないせいなのか、まだ慣れていないから、で済ましてよいことなのかよくわからない。散々だったくせに、重ねて休憩明けに自分に振られた仕事に30分くらい気が付かずすやすやと昼寝をしていた。めちゃくちゃ焦った。もしかしなくても私、テレワーク向いていないな……?

 毎回思うけど、初心者の仕事を見てほとんど全体に修正を出している先輩や上司の方々はどういう気持ちなんだろう。恐らく、というか確実に私に一度やらせるより直接先輩上司がやった方が早く済む。育成コストだと割り切って対応してもらっているのは分かるけど、たまには「ふざけんな」とか思っているのかな。自分が全然まだ戦力になっていないことを感じて勝手に居心地が悪い。はやく使える奴になりたい。

 

 最近夢見が悪い。というか眠るたびに何か夢を見ている。そしてそれを覚えている。今日はバイトに遅刻する夢を何度も繰り返し見たし、その隙間でなんだか学園モノの夢も見た気がする。

 学園モノの夢の中での学校はなぜか故郷の実家だった。知らない男の子に気まぐれに親切にしたら次会ったときに告白されてしまい、私は笑いながら「告白するにはまだ2回くらい早いよ」みたいなことを言って、周りの人が穏やかに笑い、男の子は恥ずかしそうに笑い、そして私は夢補正で妙に長くなった実家の階段を機嫌よく駆け上がった。ご都合主義すぎる夢で恥ずかしいな。

 夢を見るのは好きだけど、見ているときはたいてい眠りが浅いので寝た気がしなくて困る。悪い夢も割と多くて、息を切らしながら目を覚ますのはしんどいしせめて2回に1回はきちんと寝かせてほしい。

 

 さっき、小学生からの友人から久々に連絡がきた。その子とクラスが同じになったのは小学1年生の時の1度だけだったのだが、馬が合い、それは物心ついても変わらず、子どもながらそれなりにいろいろあったが小学生時代を通して仲良くやっていた。家が近かったので遊びやすかったというのもある。中学は別だったが高校が同じになり、ひょんなことで私が一時期バスケットボール部のマネージャーとして彼女やその仲間たちと関わっていたので、今でも通じる連絡先を持っていたのだった。

 彼女については幼いころの思い出と絡めて書くことがありすぎるほどあり、逆にどこまで書くか迷っている。この文章を読むことはきっとないのだろうし別に書いてもいいのだろうけど、中途半端な書き方はしたくなく、しかしすべてをかき切る気力を今は持ち合わせていないので無難なことに留めておくとする。

 突然Lineがきたと思ったら一番に地震のことを心配してくれてジンとした。私は今も彼女のことがとても好きだということ、しかもそれは執着の激しくない、友愛として最も好ましい種類のそれで好きだということを感じて嬉しくなった。好きな人に心配してもらえることの幸せをかみしめていると、今度電話しないかとお誘いを受けてはちゃめちゃに舞い上がった。今も舞い上がっている。

 一方で古い友人と久々に話すというのはどこか緊張してしまう。楽しくやれていたあの頃があるからこそ、もし今話してお互い嫌な気持ちになったらどうしようと不安になる。嫌な気持ちにはならなくても、もう楽しくやれない、ということが分かるだけで割と悲しい。彼女とはどうか大丈夫で、大人になったからこそ今までより楽しくやれるなと気が付けるような電話になればいいなと思う。

3/16 怖くないと思っていた

 夜からだらけてしまい、お風呂に入れず、そのせいでベッドにも入れなくて床でゴロゴロとしていると眠気も覚めてしまった。ちょうど気になるアニメがあり、朝方までそのアニメをぶっ続けで見ていたので全くさみしくなくてよかった。最新話まで見終わり時計を見ると朝の6時ごろで、あーあと思いながら風呂に入り、無心で髪を乾かすところまでやり切ってベッドで眠った。

 昼に起きて、えっちだということしか知らない(?)お姉さんとGOTOでお茶をするために準備をした。髪がいい感じに巻けた。

 ツイッターで知り合った人と会うのは(初めてで、という気持ちだったがよく考えると全然そんなことはなかった)緊張した。間がもつか心配だったが幸運なことに共通の話題や趣味が結構あり、少しぎこちなくなっていたかもしれないが非常に楽しかった。

 今回のケーキは木苺のクランブルチーズケーキ。GOTOのケーキはどれもそうだがひと切れひと切れに相当な重量感があり、食べ終わった後はいつもお腹いっぱいになってしまう。砂糖が体中に回っているのを感じるのは結構好き。ちょっと眠くなる(でもここで眠ると最悪の目覚めを迎えることになるのでぐっとこらえた方がいい)。お姉さんも眠い、と言っていてなんだか嬉しかった。

 胡桃のタルトがあると聞いてずっと楽しみにしているのだけどまだお目にかかったことがない。いつかは是非食べてみたい。

 

 お姉さんと別れた後サークルの看板設置のお手伝いを少しして、家に帰り、病院に行った。

 

 帰ってきて夕食を食べ、すこしひとと電話をして、重い腰を上げて入った風呂から上がってくると、部屋が揺れた。最初はあら、地震か、と暢気に構えていたのだが、これから履く下着を見繕っていたところまた大きく揺れだしたので焦る。とりあえずパンツとブラとを身に付けたけどまだ部屋は揺れていて、テレビがガタガタといい、本棚の一番上に適当に置いておいた書類がばさばさと落ち、そしたらそれが横においてあった金属製の小物入れに当たって、床に落ちてガシャンと音を立てた。その音で本当に怖くなってしまって、こんなのは困る、と思いながら本棚を見ていると友人から一昨年の誕生日にもらったストームグラス(気圧の変化によって瓶の中の液体がいろいろな形の結晶を作る)が目に入った。これを割られてはいけない、と思って咄嗟に手に取り、布団にもぐってツイッターで泣き言を言った。すこし接続が悪かったけれど、みんな見ていてくれて、すぐいいねがいっぱいついた。よかった。

 遠くにいる友達や家族から安否を心配するLineが届いて、だいじょうぶだと返しながらテレビをつけた。最大震度6強なので、大きな地震だったらしかった。画面の中ではたくさんの大人がスーツを着て動いており、また画面の外側にも動いている人がいることを感じて、仕事をするっていうのはすごいことだと思った。社会人としての責任感だけでここまでのことができるものなのだろうか。それ以上のものをもって仕事に当たる人たちはとてもかっこいいと思った。

 引越しをするにあたって、親は物件が木造アパートであることを耐震の面からえらく心配していたけれど、私はいつも「そんな地震が来たら何処に住んでたって終わりだから」とわりかし本気で言っていた。みんな死ぬなら一人だけ取り残される方が嫌なので別に無理に生き残ろうとしなくてもいい、とか、もうやりたいことはだいぶんやったのでいいや、とか思っていたので。

 でも実際大きな揺れを感じてみたときは、もういいや、とか全然思わなくてめちゃくちゃ怖かった。この揺れがもっと激しくなったとき起こることが全く想像できなくて、ただ怖いことが起こるとだけ何となく分かっていて、これからどうなるんだろう、と考えた。大げさに聞こえるかもしれないけど本当にそう思った。

 今回の地震で私が被害を受けることはなかったが、もっと危機感を持った方がいいと思わされる出来事だった。私は私が思っているよりずっと生に執着していることも分かった。何か考えておかないと、死ぬ間際に後悔することになるんだろうな。

 

 まとまりのない文章になってしまった。不安のままに書き始めたがさっき電話がかかってきて、少し話したら安心して何を書きたかったのかよくわからなくなり、書かなくても眠れそうだ、となったので、このまま寝ようと思う。玄関に水と非常食キットはある。よし。

 

 昨日ツイッターで言わなかったが、実はごく短い日記?を書いていたので気になる人はぜひそちらも。おやすみなさい。

3/14 円周率の日

 今日ははじめて在宅でアルバイトをした。通勤時間がなければ身支度の時間もないので悠に1時間は自分の時間ができる。帰りの時間も併せたら1時間30分。デカいなあ。まあ今日はその分余計に寝ただけという感じだったが……。

 あと、アルバイトならではの下っ端業務なのでそこそこの待ち時間が発生するのだけど、その時にすぐベッドにダイブできるのもとってもいい。昼休憩も自室で取れるので弁当を作らずとも外食する必要がなく、食費も節約できる。大きい。

 でも悪いこともあって、強制的に外に出るイベントがないので出不精が加速する。通勤している場合、仕事が終わった時点で外を歩ける身なりをしているのでそこから先は本当に自由だ。家にいると部屋着や、下手するとパジャマのまま働いているので、バイトを終えて疲れ果ててしまったらそこからさらに出かける準備をする気力がわいてこない。これが働いて文化的じゃなくなるということ……?テレワーク一日目なのにもうすでに酸いも甘いも知ったつもりになっている。

 

 アルバイトを終えたらそのままつい横になってしまい、眠って、そして目が覚めたらなんだか夏の感じだった。横たわった体にまとわりつく空気がもったりしていてしていて、シーツの冷たさがここちよく、もぞもぞと体を動かしてベッド冷たいところを探す。夏が来ている。

 外の風を部屋に入れたい、と思うのに花粉のことを考えると窓を開けられない。空気清浄機もないし。バイト代が入ったら購入を検討しよう。

 ほかの人はどうしているんだろう。春中窓を開けられないなんていやだなあ。でも今日換気扇を回しながら考えたんだけど、空気が出て行っている様子は煙が吸い込まれていったりするからわかるが、空気が入ってくる様子は見えないので、換気扇を回した時点で、フィルターを通ることなく外気は取り込まれているのかもしれない。あきらめるしかないのか。

 早く夏が来ないかな。